データや情報を可視化して活用することが当たり前の時代.
ツールやプログラムに任せて,データを可視化するだけで満足していませんか.
情報をうまく伝えられない,正確に読み取れないという事態に陥っていませんか.
本書は,
・データや情報をわかりやすく,効果的に伝えたい人[プレゼンテーション]
・コンピュータから正しく,効率的に情報を得たい人[情報探索/モニタリング]
・データから価値のある情報や傾向を得たい人[データ分析]
に必須となる,「情報可視化」の基礎と表現手法を体系的にまとめた解説書です.
まず,単に可視化することから一歩進んで,データから「価値」を引き出し,受け手に与えられるようになるために,人の視覚特性に基づいた基礎理論を学びます.
そして,量的データ,質的データ,集合,ネットワーク,地理データ,時刻データなどのデータ構造ごとに,適切かつ効果的な可視化表現を学びます.