セマンティックWebの技術と,それに伴って高度化するインタラクション技術を,フリーソフトを使って実際に例題を解きながら学ぶ入門書.仕様書の背景にある「必然性」に注目して解説することで,なぜそのような決まりになっているのか,初学者にもわかりやすく,体系的に理解できるようになっています.
第I部 未来のWebを作るために
第1章 セマンティックWebとは何か
第2章 インタラクションの高度化
第II部 セマンティックWebの基本技術
第3章 RDF―情報の表現法
第4章 XML―「ことば」を作るための約束事
第5章 RDFを作る―マイクロフォーマット,GRDDL,RDFa
第6章 SPARQL―問い合わせの言語
第7章 RDFS―いわれていないことを推論するために
第8章 RIF―推論規則を書く
第9章 OWL―オントロジーを作る
第III部 マルチモーダルインタラクションの基本技術
第10章 HTML-文書のWebのための「ことば」
第11章 VoiceXML-会話の方法を教える「ことば」
第12章 MMIアーキテクチャ-豊かなやりとりの実現に向けて
第13章 SCXML-状態遷移を記述する
第14章 図形を表現する-SVGとcanvas
第15章 SMIL-マルチメディアコンテンツを表現する