前著「プログラム設計の基礎」では,アルゴリズムの作り方と表現方法をとりあげてプログラムの本質を解説した.本書は,さらにオブジェクト指向によるソフトウェアのプログラミングおよび指向分析と設計の基本を解説を加えた.説明はプログラミング初心者の段階からオブジェクト指向の基本をスムーズに学べるように,日本語の変数名を使った疑似言語で表現している.プログラム言語ごとの文法・記法にとらわれず,言語に特定されずに学習できるように配慮されている.
1章 ソフトウェア開発とアルゴリズム
2章 フローチャート
3章 構造化プログラミング
4章 疑似言語
5章 配列
6章 関数
7章 オブジェクト指向プログラミング
8章 オブジェクト指向分析・設計