製品の生産プロセスで使用される加工技術について、概論的にまとめた入門書です。
新材料の発見、新しい加工技術の開発、制御技術の精度向上などにより、加工技術分野は目覚ましい進展を遂げています。本書は、こうした技術的な進展をとくに意識しました。
《本書の特長》
●現代的に重要と思われるものを精選。鋳造や切削といった伝統的な加工法はポイントを絞って解説し、近年の製品設計において重要なプラスチック成形加工と微細加工は、章を割いて解説しました。
●加工法そのものの解説だけでなく、加工法の選択に大きな影響を与える「加工を受ける材料の性質」についての解説も盛り込みました。
●各加工法について、詳細な解説に入る前に「特徴のまとめ」を別枠で設けました。各加工法のメリット・デメリットが一目でわかります。
第1章 加工とは
第2章 鋳造
第3章 切削加工
第4章 研削加工
第5章 精密加工
第6章 特殊加工
第7章 溶接
第8章 塑性加工
第9章 プラスチック成形・造形加工
第10章 微細加工