移動の本質をしっかり学ぶ!
ニュートンの粘性法則、フーリエの法則、フィックの拡散法則………運動量・熱・物質の移動にアナロジーが成り立つことを知っていても、さまざまな物理量、係数、方程式を誤りなく使いこなすことは、簡単ではありません。
本書は、豊富な図解と丁寧な数式展開によって数式の意味を知り、移動現象の本質的な理解を目指します。流体力学と伝熱工学を別々に学んできた読者は、両者に共通するエッセンスを身につけることができるでしょう。詳細解答が付いて独習にも対応しています。
本書を活用して移動現象の数式を使いこなし、機械設計に役立ててください。
第1章 移動現象の基本概念
第2章 運動量の移動
第3章 乱流における運動量移動
第4章 熱の移動
第5章 定常熱伝導
第6章 非定常熱伝導
第7章 層流における熱伝達
第8章 乱流における熱伝達
第9章 相変化を伴う熱伝達
第10章 放射による熱移動
第11章 物質の移動
第12章 乱流における物質移動