大きな反響を呼んだ「失敗百選」待望の続編.ソフトウェアや家電製品など,より身近な分野における失敗を集録し,その原因と共通点を探る.増え続けるリコール問題の陰にはいったい何があるのか.設計・開発に携わる技術者はもちろん,消費者である日本国民すべてにとって必読の書.
第1部 「失敗百選」のその後と,「続・失敗百選」での新たな展開
I 失敗学の評価―「人の振り見て我が振り直せ」は誰にでもできるか―
II 失敗学の拡大―失敗シナリオの適用分野を広げよう―
III 失敗学の展開―自分の「火の用心」の仕事の要求機能を考えよう―
IV 失敗しない設計方法―しかし,要求機能が干渉し,設計は複雑になる―
第2部 失敗事例を学ぼう
V 技術的で要求機能未達の失敗
VI 技術的で要求機能干渉の失敗
VII 技術的で要求機能複雑の失敗
VIII 組織的で要求機能未達の失敗
IX 組織的で要求機能干渉の失敗
X 組織的で要求機能複雑の失敗