長持ちする木造建築を実現するためのポイントをまとめた1冊!
本書では、さまざまな劣化原因から建物の安全性と美観を守る耐久設計と維持保全の要点を、部位や部材、劣化の種類ごとにくわしく解説しています。
近年増えている中大規模の木造建築物に特化した内容であり、市庁舎や学校施設、屋内プールなどの豊富な事例が、写真とともに紹介されています。
さらに、新しい建築材料の特徴や、各種劣化現象のメカニズムなど、より深く知るための技術情報や調査・実験結果が多数掲載されています。
〈本書の内容の一部〉
・水分と湿気が作用する各部位の設計上の原理・原則。
・腐朽やシロアリによる被害を早期発見するための点検方法および対応措置。
・集成材・CLTなどの木質材料や、保存処理された木材の耐久性能。
・木材と鋼材などの異種材料の接合部で生じる問題と維持保全方法。
木造施設の設計、施工ご担当の方だけでなく、管理ご担当の方も必携のガイドです。