2002年の出版以来,長年多くの学校で採用されてきた入門テキストの改訂版.
具体的な説明と多くの例題を通して,鉄筋コンクリート各部材の力学的性質をわかりやすく学べます.また,全体をふまえた構造計算例も用意されているので,建築物全体の構造設計法を解きながら理解できます.
基礎の理解だけでなく,応用力も養える一冊になっています.
今回の改訂では,鉄筋の付着・定着,開口壁部材の扱い,せん断設計式などについて改訂された鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説2018年改定版に対応し,よりわかりやすくなるよう全体を見直すとともに,より見やすくなるようレイアウトを刷新しました.
第1章 鉄筋コンクリート構造の基礎知識
第2章 曲げを受ける梁
第3章 曲げと軸力を受ける部材
第4章 せん断力を受ける部材
第5章 接合部
第6章 付着,定着,および継手
第7章 スラブ
第8章 基礎
第9章 壁部材
第10章 構造設計
第11章 構造計算例
第12章 構造物の動的性質と設計