(初版1998年4月刊行)編著者らが扱った豊富な実務実績を基に,多数の図・写真をまじえて,コンクリート構造物の劣化傾向を診断する最新の手法を具体的に解説しました.未経験者でも一次的な劣化診断が出来る解説を施し,建設会社,コンサルタント会社で調査試験に携わる技術者には得難い技術専門書です.また,学生・院生にとっても格好の参考書です.
第1部 総論
第1章 調査の目的と必要な分析・測定
第2章 コンクリート構造物からのコア採取法と採取コアの外観観察
第3章 各種の分析・試験用試料の作製
第2部 試験・分析・測定方法
第4章 コンクリートの強度,弾性係数および脆性の変化を調べる試験
第5章 コンクリートの促進膨張試験
第6章 走査電子顕微鏡観察
第7章 電子線マイクロアナライザー(EPMA)による分析
第8章 偏光顕微鏡観察方法
第9章 Ⅹ線回折法
第10章 熱分析試験
第11章 化学分析
第12章 C-S-Hの分