◆最前線の研究者たちによる,待望の入門書◆
薬づくりの現場でいまや欠かせないものとなったインシリコ創薬技術について,広範囲にわたる基礎技術を解説し,最新の研究実例を紹介します.
データベース検索,インフォマティクス,AI技術の活用,タンパク質構造予測,量子化学計算,分子動力学シミュレーション,ドッキング計算など,リガンドベースアプローチと構造ベースアプローチの双方の各技術を学べます.
本書一冊で,分野の概観や雰囲気をつかみ,研究を行っていくための基礎を網羅的に備え補うことができます.
企業やアカデミアに関わらず,新しく創薬分野に入ってくる研究・技術者や学生にも,新しい関連技術を広く学びたい現役の研究・技術者にもおすすめです.
<第Ⅰ部 導入編>
第1章 薬をつくるとはどういうことか?
第2章 インシリコ創薬でできること
<第Ⅱ部 基礎技術編>
第3章 創薬データサイエンスとデータベース
第4章 ケモインフォマティクス
第5章 機械学習・AIによるインシリコ創薬
第6章 タンパク質立体構造予測:機械学習・AIの進んだ活用
第7章 創薬のための量子化学計算
第8章 創薬における分子動力学シミュレーション
第9章 分子動力学シミュレーション結果の解析法
第10章 タンパク質立体構造を用いたドッキング計算
第11章 タンパク質‐タンパク質相互作用
<第Ⅲ部 応用実例編>
全11実例