格子振動と構造相転移

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名古屋大学名誉教授 理博 石橋善弘 (著)

定価 ¥ 8,250
ページ328
判型
ISBN978-4-627-17091-9
発行年月2023.09
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内容
目次
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正誤表
物性研究において登場する結晶の構造相転移現象について,モデル化と解析法を豊富な具体例とともに詳しく解説した待望の書籍.

本書では簡単な格子モデルから始めて,難解なイメージがある構造相転移現象をできるかぎりわかりやすく,丁寧に説明する.
第1部では群論の知識に自信がない方でも読みやすいよう説明を工夫し,第2部では空間群の対称操作の記法や計算法について適宜フォローを入れているので,無理なく理解を深められる.

格子振動および結晶弾性論の基礎から,間接型強誘電体,不整合相転移の解析まで広く網羅しており,強誘電体材料の開発・設計にも大いに役立つ一冊である.
第1部 格子振動と強弾性・強誘電性

第1章 1次元格子の格子振動
第2章 2次元結晶格子
第3章 2次元格子の格子振動
第4章 格子振動と弾性的性質
第5章 強弾性相転移
第6章 格子振動と強誘電性相転移

第2部 結晶構造相転移

第7章 結晶の対称性と相転移
第8章 構造相転移の現象論
第9章 不整合相転移

補遺 ロッシェル塩型強誘電体の統計力学的相転移理論

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