“ミッション”に取り組みながら,確率統計の考え方を学ぼう!
本書では,宝くじ,種の発芽率,視聴率など身近な現象に関する問題からスタートし,その解決に必要な数学(確率統計)の道具や概念を用意して,問題にアプローチしていきます.「何を目的としてどのようにその道具が出てきたのか」を丁寧に解説しているので,現象と数学のつながりがよくわかります.また,道具を使いこなす力を身につけることができます.
●式変形や証明の道筋を,丁寧に解説しています.
●高校数学の復習を入れるなど,大学1年生レベルで無理なく読めるように配慮されています.
●章末問題には詳細解答がついています.
●やや高度な確率論の話題や定理の証明を,一部の節で扱っています.飛ばすこともできますが,ここまで読めば,さらに深い理解を得ることができます.