例題形式で作図のステップをひとつずつ丁寧に解説したテキストです.
直線・平面の投影図の描き方から,各種立体の展開・切断・相貫・陰影まで伝統的な図的解法の手順を学ぶことで,本書を通して図形理解・空間認知能力が身につきます.
図学をはじめて学ぶ方のテキストとして,また,立体を把握する力を身につけたいCAD技術者の方の独習書としてもおすすめの一冊です.
第3版では,図版をより見やすくし,VRやプロジェクションマッピングなど図学に関わる最近の技術について説明を加えました.
第1章 序章
第2章 基礎作図
第3章 点,直線および平面の投影
第4章 立体(多面体,曲面体)
第5章 展開
第6章 切断
第7章 相貫
第8章 接触
第9章 陰影
第10章 平行投影
第11章 透視投影
第12章 コンピュータ図形処理
付録 製図用具