出版物の企画案の審査と管理、編集活動の効率的運営を目的とした業務を行う部署です。立案された企画を、はじめての読者としての視点で原稿を読み、内容と編集方針について検討し審査します。読者にとって理解しやすい内容にあらため、より多くの読者に読んでもらえるように仕上げるための大切な作業です。会社全体で取り組むシリーズなどの企画は、この部署で行います。編集補助をはじめ、著者や書籍情報の管理、著作権関連の処理、出版契約の締結などの出版部の周辺業務も仕事のひとつです。
社全体の財務・会計管理・社員管理を行う「総務・経理課」とネットワーク環境をバックアップする「情報システム課」のふたつから成り立つ部署です。経理業務としては、日常の入出金や予算・決算関連事務、社員の給料管理、著者への印税などの処理があり、総務業務としては、社員の労働管理や健康管理、福利厚生、建物の管理などがあります。また、弊社はほとんどのデータが電子化されており、情報システムの管理も重要な業務です。ネットワークやコンピュータの管理や保守はもちろん、各種データベースとホームページのシステム構築も行います。
著者の原稿を吟味し、読者にとって分かりやすい内容になるように様々な工夫を凝らして仕上げる部署です。弊社の編集業務は、文字や図のレイアウトを考える「割付」、版をつくる指示をする「組版」、誤字や内容をチェックする「校正」までを行います。そのため、本の内容や編集技術をはじめ、造本やデザイン、組版などに関する深い知識が要求されます。高い編集力を持った人材を育てるため、弊社では日常業務を通じた編集者育成のしくみをつくり、積極的に取り組んでいます。
出版部の編集作業を経て組版が完了後、資材、印刷、製本、検品、原価管理など印刷から製本に関わるすべての工程を行う部署です。担当の編集者や関連業者と連絡を取り合いながら、発行スケジュールの設定から印刷物のチェック、納品の完了まで進行していきます。弊社では、非常に効率の良い印刷方法を採用しており、技術的なアドバイスはこの生産マネジメント部が行っています。また、出版社としては最高レベルのコスト管理体制を維持しており、質の高いマネジメント能力を持った部署といえます。
これから出版される本や出版された本の販売促進と在庫・出荷管理を主に行う部署です。年々宣伝活動が重要視されており、社内では出版部とならぶ大きな部署です。販売促進活動としては、一般書は仕入れ部数や常備品の品揃えについて出版販売会社(取次店)や書店と交渉し、教科書は大学・高専・企業に営業を行います。また、幅広い読者への宣伝として、新聞や専門雑誌への広告掲載や新刊案内、目録なども作成してPRします。さらに読者からの注文に速やかに対応して出荷し、在庫管理も行います。出版物の流通はしくみが複雑であり、出荷や書類作成、代金決算には幅広い知識が必要です。在庫調整や製造スケジュールの立案、返品管理なども出荷作業を滞りなく行うための重要な業務です。