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「新編JIS機械製図(第4版)」

まえがき詳細目次


第4版の刊行に際して

 近年「ものづくり」の重要性が再認識されています.「ものづくり」は日本が最も得意とする野であり,21 世紀の日本を支えるのは「ものづくり」です.そして「ものづくり」の基礎となるのが機械製図です.

 本書は機械製図の基本について学ぼうとするみなさんのために書かれました.本書に従ってみずから手を下しながら進んでいけば,自然に機械製図が身に付くように書かれています.本書はこれまでもJIS の改正に合わせ,また読者のご意見に従って改訂を重ねて来ましたが,今回の改訂は主として「製図−面の肌の図示方法」(JIS B0031 :1994 )が国際規格ISO 1302 の改正に伴って大幅改正され,「製品の幾何特性仕様(GPS )−表面性状の図示方法」(JIS B 0031 :2003 )となったことに対応するものです.新しい図示方法をわかりやすく説明し,本文図中の図示方法はそれに準拠して改訂しました.これ以外にも材料規格表などでかなりの改訂が行われています.

 本書の改善については今後とも努力していくつもりですので,読者よりのご指摘ご意見をお願いする次第です.
2006年2月著者一同

(注)機械要素のJIS にはまだ新しい図示方法に準拠していないものがあります.そのため本文図中の図示方法と参資料JIS 中の図示方法が一致していない場合があります.

まえがき

 ことばは,人間を他の動物から区別する最も重要なものである.ことばによって人間は自の意志を他に伝え,また物ごとをえる.図面は機械技術者にとってのことばであって,図面によって機械技術者は自のえを人に伝え,またこれを描くことによって自のえをまとめてゆく.すなわち,図面は機械技術者にとって最も重要なものであり,これを描くのが機械製図である.

 本書は機械製図を学ぶための教科書で,第1 章ではJIS B 0001 −1973 「機械製図」を中心とする最新の製図規格の要点を紹介し,第2 章ではこれらに則った多数の機械製図の実例を示し,第3 章ではこれに関連する参資料を豊富に収録している.

 本書は昭和34 年『JIS 機械製図』として発刊以来,幸いにして広く世に迎えられ,その都度必要な改訂を加えつつ版を重ねてきたが,とくに昭和48 年の上記JIS B0001 の大改訂に合わせて同49 年には全面的な改編を行い,以後,書名も『新編JIS機械製図』と改めた.これはJIS B 0001 がISO (国際標準化機構)の勧告を大幅に取り入れ,国際的な新規格となったのに合わせたもので,JIS への採用が決定しているSI すなわち国際単位系を慮し,SI による数値を従来の単位系による数値に併記することにした.これによって読者が次第にSI になれてゆくことが期待される.

 以上のように,著者らとしては本書の改善のため常に注意と努力を払っているつもりであるが,今後とも一層の改良を心がけたい.読者諸氏のご叱正ご指摘を切にお願いする次第である.
1979年1月著者一同

特色

  1. 日本工業規格「機械製図」JIS B 0001-2000 およびその他の製図関連規格を平易に解説しました.
  2. 課題図面は初歩的なものから段階的に高度のものに及ぶようにしました.
  3. 図面の理解を容易にするため,いくつかの写真を載せました.
  4. 設計・製図に必要な規格・資料を豊富に載せました.


目次

1 機械製図法

1.機械製図
2.ねじ製図およびねじの表し方
3.歯車製図
4.ばね製図
5.転がり軸受製図
6・1.寸法差およびはめあい
6・2.製図における長さ寸法および角度寸法の許容限界記入法
7.寸法に関する普通差
8.表面性状とその図示方法
9.製品の幾何特性仕様−幾何差表示方式−形状,姿勢,位置および振れの差表示方式
10.標準数
11.溶接記号
12.スケッチ

2 図面・写真

1.線
2.線
3.文字
4.Vブロック
5.パッキン押え
6.チャック用ハンドル
7.超センタ
8.はさみゲージ
9.コンパス
10.回し金
11.アイボルト
12.ボルト,ナット
13.豆ジャッキ
14.スパナ
15.ハンドル車
16.平プーリ
17.Vプーリ
18.トースカン
19.オイルタンク
20.かみあいクラッチ
21.円すいクラッチ
22.フランジ形固定軸継手
23.フランジ形たわみ軸継手
24.平歯車
25.かさ歯車
26.ウォーム・ウォームホイール
27.ブシュ付き軸受
28・1.オイルリング式軸受組立図・部品図
28・2.オイルリング式軸受部品図
29・1.プラマブロック組立図・部品図
29・2.プランマブロック部品図
30.ウォーム用軸受
31.クランク軸
32.ねじジャッキ
33.横万力
34.グランドコック
35.玉形弁
36・1.安全弁組立図・部品図
36・2.安全弁部品図
37.空気タンク
38.歯車ポンプ
39・1.油圧シリンダ組立図
39・2.油圧シリンダ部品図
39・3.油圧シリンダ部品図写真

3 参資料(設計資料)

1.一般用メートルねじ
2.ユニファイ並目ねじ
3.ユニファイ細目ねじ
4.管用平行ねじ
5.管用テーパねじ
6.メートル台形ねじ
7.六角ボルト
8.六角ナット
9.溝付き六角ナット
10.締結用部品−メートルねじをもつおねじ部品のねじ先
11.植込みボルト
12.アイボルト
13.すりわり付き小ねじ
14.すりわり付き止めねじ
15.ちょうナット
16.ボルト径およびざぐり径
17.ねじ下径
18.平座金
19.ばね座金
20.冷間成形リベット
21.割りピン
22.テーパピン
23.平行ピン
24.ローレット目
25.キーおよびキー溝
26.Vブロック
27.超センタ
28.センタ
29.両口板はさみゲージ
30.スパナ
31.ハンドル車
32.握り
33.平プーリ
34.一般用V プーリおよび一般用V ベルト
35.かみあいクラッチ
36.フランジ形固定軸継手
37.フランジ形たわみ軸継手
38.軸受(ブシュ付)
39.滑り軸受用ブシュ
40.転がり軸受用プランマブロック軸受箱
41.転がり軸受−座金
42.転がり軸受−ロックナット
43.玉軸受
44.横万力(角胴形)
45.青銅弁(10K ねじ込み玉形弁)
46.青銅ねじ込みコック
47.ねじ込み式鋼管製管継手
48.圧力容器用鏡板
49.油圧用歯車ポンプ
50.止め輪
51.オイルシール
52.油圧シリンダ
53.Uパッキン
54.ダストワイパ
55.Oリング
56.グリースニップル
57.ワイヤロープ
58.JIS材料表

付表

アップデート:2009/04/08

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